

試練型緊急ミッション、スティールシティ・マーダーズが開催されました。


西部開拓地にて、何者かからの逃げるように開拓拠点へと向かう二人の女性。
辺境大監獄で何か異常が起きたらしく、状況を伝えるために急いでいるようだったが、追っ手に追いつかれてしまう。絶体絶命かと思われたが、どこからともなく現れたデステリカとシルヴァーナにより窮地を脱する。そして駆け付けた王国軍が二人を保護し、王子率いる王国軍は追ってきた囚人たちを捕え、囚人はアイリーンに任せ、逃げてきた二人を手当と事情を聴くために開拓拠点へ連れていくのだった。
二人は鋼の都警備部隊の工兵だという。
既にアイリーンが囚人たちから辺境大監獄で囚人の反乱が発生したことを聞き出しており、それを補足する形で二人が状況を説明する。
反乱鎮圧のため、西部に駐在していた警備隊が向かったが、人間とは思えない囚人の力で部隊は壊滅したそう。
北方での戦いの件と何か関係がある可能性があり、鋼の都の一大事でもあるため、二人の案内のもと辺境大監獄へと向かうことになった。
辺境大監獄に最も近いベッドタウンに着いたが、街は静まり返っていた。
しかし、歴戦の賞金稼ぎと保安官には全てお見通しで、隠れていた囚人たちを銃の乱射で炙り出す。王国軍の前にあっさりと投降する囚人たち。
囚人たちはどうやら自ら反乱を計画したわけではなく、主犯格のある男に脅されるようにして反乱していたようだ。
毎夜連続で斬殺死体を作り続けた名もなき男、新聞に載った名前がそのままその男の名になったという連続切り裂き魔、ザ・リッパー。
その男が主犯格だろうという。囚人たちはその男が、監獄に存在しないはずのナイフを手にした瞬間から逆らう選択肢など無かったと言った。
存在しないはずのナイフという囚人の言葉が引っ掛かる。
ナイフを隠して持ち込む手段はいくつか考えられても、辺境大監獄の厳しさからそれは考えにくく、何らかの手段で生成したと見るべきだとアイリーンは言うが、ザ・リッパーに魔法の才は無く、もし魔法を使えてもただのナイフ程度で破れるような監獄でもない。
色々と考えても埒が明かないので、結局はザ・リッパーを捕えて話を聞くのが一番。
ザ・リッパーの居た檻は他の囚人含めもぬけの殻であった。居場所を探そうとしたところ、向こうから襲い掛かって来てくれたため、迎撃態勢をとる。
何かに怯える囚人たち。ザ・リッパーのところへ連れてくように言うと、ザ・リッパーはそこに居た。
ザ・リッパーは異様な雰囲気を放ち、『黒き導きの音色を聞いたことがあるか』と問う。
おそらく、それは黒い光環と何かしらの関係を持ったものであり、ふざけた啓示をザ・リッパーに与えたようだった。
そうして、ザ・リッパーは王子達に向かって名乗りとも言えない名乗りをする――ただの殺人鬼だと。
王子達に追ってこいと、監獄を逃げるザ・リッパー。
反乱から短時間で監獄の配置を熟知できたとは考えにくく、やはり反乱の協力者がいたのではないかと考えられる。
相手の狙い通りに孤立しないよう、陣形を保って進む王子達はザ・リッパーに中々追いつけず、監獄最奥へと進む。
そして、ザ・リッパーはそこを狩猟場だと言った。待ち伏せしている配下の囚人たちと共に殺し合いを求めて王子達に相対する。
囚人たちを取り押さえる最中、配下の囚人の一人がザ・リッパーに何かの準備が整ったと伝えた。囚人たちが暴れ回るのを放置し、ザ・リッパーは更にどこかへと逃走する。
その場にいた囚人たちは全て制圧が完了したものの、肝心のザ・リッパーは一部囚人たちを連れて市街地へと向かった模様。被害の拡大を防ぐため、市街地へと急ぐのだった。
斥候部隊からの報告で鋼の都はすべての門が封鎖され開門装置も破壊されているという報告が入る。逃げることが目的ならそんなことをしているのは不自然。
ザ・リッパーのそもそもの目的が逃げることではなく、ただ殺すことだけが目的だと推察される。即ち、鋼の都の人々を逃がさず殺し尽くすために門を破壊したのだと。
一鋼の都に救援に向かう必要がある、しかし門を破壊していては時間がかかりすぎる。
鋼の都内部へ一刻も早く入るため、鋼の都が今の形になる遥か昔に使われていた坑道を使い、そこからつながる水道区画へと向かうことに。
あまりにも入り組んでいるため、封鎖されており、中には魔物も棲み付いている。
道を先導してもらい、魔物を倒しながら鋼の都へと向かう。
鋼の都の上下水道に感動する王国の技師の面々。
王国の上下水道と似ているのは当然で、その技術は鋼の都から供与してもらったもので、王国は代わりに魔法技術を提供していたらしい。
辿り着いたそこは古い区画らしく、魔物も棲み付いており、市街地へ向かうためそれらを倒しながら進む。現れた魔物は人型を取るスライムという少し変わった魔物であり、何かしら特殊な変異と認められるので後日再訪の必要ありと判断し、それらは後回しにして地上へと向かうのだった。
ザ・リッパーは啓示以降全く反応を返さない黒き導きに苛立っていた。
そこに王国軍が到着する。幸いにも街の住人に手を出す前に間に合ったようだ。
そうして、ついにザ・リッパーとの直接対決が始まる。
ザ・リッパーは王子が神を斃し世界を救った英雄だということは知っていた。しかし、それでも王子に噛みつく理由、それは王子じゃザ・リッパーのような者は救えないからだと、自分を救ってくれたのは自分のでっかい夢だけだと宣う。そうして、黒き導きから貰った力で魔剣にも似た赤いナイフを作り出し、王子達に向かってくる。
ザ・リッパーを降した王子達。虫の息のザ・リッパーは最期まで救えない人間であり、王子にも救えないものがあるとふざけたことを吐き捨てて死ぬ、そう思ったのも束の間、周囲が不意に暗くなる。
そして、ザ・リッパーは黒き導きではない何者かの声を聴き、自分を連れていけ、契約すると叫び、一瞬の隙に姿を消した。
ザ・リッパーは王国の斥候も妖怪の情報網も潜り抜け、完全に姿をくらませてしまった。黒冠との関係はありそうだが、それも結局不明のまま。
引き続き、鋼の都と連携し、調査を進めることになるのだった。
黒冠とそれを与える何かの存在が仄めかされたストーリーでした。
今後も救いようのない悪党に黒冠が力を与え、一大勢力として黒幕とともに立ちはだかる展開が見えますね。