アイギス記録所

千年戦争アイギスのプレイ備忘録です。微課金データと無課金データについて色々と書いていきます。

AB:緊急ミッション【異世界ヒーローズ レジェンド】

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試練型緊急ミッション、異世界ヒーローズ レジェンドが開催されました。

報酬は新クラスのサキュバス

モン娘の方のサキュバスはメタ発言だらけのやべーやつですから、ずいぶんまともなサキュバスが来ましたね。

 


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執務室にて、レーヴがヒーロークルスとの戦いを記録に残していた。

いつか再びやってくるヒーロークルスとの戦いに役立てるために。

 

しかし、ずっと先だと思っていたそれは存外早くやってきた。

 

T.O.W.E.Rから通信が入る。

ヒーロークルスの活動が再開し、超次元生命体と思しき強大な次元の振動がこちらの世界めがけて急速に接近している。そして関連性は不明だが、また日の本やゲシュペンス島との世界の距離が近づいてると。

周期的な接近とは違う、異常的な接近ではあるが、世界間の移動は問題なく行えるのは不幸中の幸いである。

そうしてグリムに制御可能な範囲で異世界の門を開き、対策のため事前に連絡役を贈ることになったのだった。

 

異世界の連絡役との合流のため迎えに行く王子達。

盗賊も魔物もいない場所のはずだが随分と騒がしい。連絡役としてやってきたベルゼブブ娘のアゼプが襲われているようだった。

すかさず手を貸す王子達だったが、そこに巨大なリビングアーマーのようなもの、アゼプがGデカイオーと呼ぶものまで現れた。

とりあえずは制圧をし、アゼプが門をくぐる時についてきてしまった連中をゲシュペンス島へと送り返す。

ゲシュペンス島からの遣いは二人いるはずだが、アゼプしか見当たらない。アゼプが指をさす先を見ると九尾の狐娘のココノハが倒れていた。不運なことに異世界間の移動でフラフラしていたところをゲシュペンス島からついてきてしまった連中に吹っ飛ばされてしまったらしい。

無事にゲシュペンス島の二人と合流をしたところで、日の本からも連絡役が到着する。

現れたのは、死の国の館エーリューズニルと閻魔庁。

尖った人選ではあるが、それだけ精鋭が必要な戦いなのだ。

合流が完了し、拠点に戻ろうとするが、グリムが異世界からの魔力干渉、通信に気が付く。

図ったかのようなタイミング、ただの魔力通信であるはずがなく、危険を知らせる報告か、あるいは宣戦布告か。

 

姿を見せたのは王子の似姿のヒーロークルスα。こちらの流儀に合わせ、戦の始めに宣戦布告をするため幻の姿で現れたのだと。

観測と学習は最終段階に至り、あとは最強の存在である王子に、敗北を与えるだけだと宣言するヒーロークルス。

英雄たる者が真なる力を発揮するのは、守るべきものが傷つけられた時だと学んだヒーロークルスはその舞台を自ら整えると言った。

ドーンブリンガーに世界各地から救難信号が入る。

世界中に超次元生命体が出現し、侵攻を開始したのだ。

アイシャからの指示で通信と輸送と状況判断を任されたパルセの心配をするテュト。

しかし、こんなときのための備えはしていたようで、その備えを試験段階ではあるが実戦投入することに。

そもそもパルセの本体であるドーンブリンガーは三種の遺失技術を合わせたものである。

ひとつは天磐船、アマツが制御を担うもの。

もうひとつは神獣ユニコーン、パルセの元々の人格。

そしてもうひとつは超古代文明の遺産たる航空戦艦。

プロメ、エフトラの助力でその内部情報の解析に一部成功し、新たな身体を与えることで、パルセの妹ともいえる管理頭脳のドーンブリンガーが生まれたのだと。

ただ、就航前の艦だったのか、管理頭脳もまだまだ発展途上だったらしく、少々お転婆な様子。

ともあれ、ドーンブリンガー(艦)の制御はドーンブリンガー(人格)に任せれば、パルセは情報処理と通信中継に専念できるため盤石である。

ドーンブリンガーが艦とパルセとドーンブリンガーの二人と一隻ではややこしいと、ドーンブリンガーは自らをアカツキと呼ぶように言うのだった。

 

早速救援に向かうと、そこにはたくさんの異世界サキュバスたちがいた。合流した際に送り返したはずだったが、どうやら超次元生命体の眷属に追われて逃げ惑っている様子。周囲の魔物も同様に都市内へと逃げ込もうとしているようだ。

少々手荒だが、都市の各城門に戦力を展開し、王子達は西門を担当して追い返すことに。

不運なことに、その場に巻き込まれてしまった、こちらの世界のサキュバスであるスウィーティア。変な魔物に追われ、ゲシュペンス島産のやけにえっちなサキュバスに囲まれ不憫である。

スウィーティアの存在に気付いたアゼプ。

原生種である一般サキュバスのスウィーティアにこちらまで逃げてくるように指示し、その他のサキュバスや魔物を追い払う。

助けを求める際に、うっかり王子を食べたいだけなどと口走ってしまったがために、ついでにちょっとだけ懲らしめられるスウィーティア。異次元からの攻撃を受けているという事情を聴き、協力したら王子に近づけるかもという打算的な考えはあったようだが、根は王子と同じお人好しなサキュバスのようで、王子もそれを察してか快く受け入れた。

話がまとまったところで次の救援へ向かう。次の地点はガオレオン村長より劣勢と報告のあった開拓村。増援としてデシウスが合流しているが、このままでは戦線を下げざるをえないほど追い込まれているようで、王子達は急ぎ向かうのだった。

 

正式参戦ネタを擦りまくるため、息を切らし現場に到着したサキュバス娘のクロミだったが、そこにはもう誰もいないのであった。

 

巨大兜、石田三成の似姿をしたヒーロークルスの眷属に苦戦するデシウス達であったが、王子達の救援が間に合った。村の側面から来る敵をガオレオンやデシウスに任せ、王子達は強敵を相手取る。

今更この程度の相手に後れを取る王子達ではなく、無事に撃退を完了する。

後手に回っては被害が拡大し戦力が損耗し続けるばかり。

だが、ヒーロークルスが王子との戦いを望んでおり、世界規模の戦いで王子のこれまでの歩みを学んでいる。

そして、ヒーロークルスの誤算として、この世界の皆が諦めることなく立ち向かい、どの拠点も落ちることが無かった。

観測と学習が完了し、王子を絶望させようとする試みが無駄だとわかったら、その次に打つ手段はひとつだけしかない。

案の定、古戦場跡から異質な魔力反応が観測された。

開拓村は頼れる仲間であるデシウスに任せ、王子達は古戦場跡へと向かうのだった。

 

古戦場跡ではヒーロークルスとダーク王子が戦っていた。

ヒーロークルスは、圧倒的剣技を持つダーク王子に、なぜオリジナルに成り変わろうとしないのかと問う。

ダーク王子は、それに意味などないと答える。

オリジナルの成しえない、最強の英雄を目指そうとしないのかと問う。

英雄が最強である必要は無いからだと答える。

英雄とは強さによる称号であり、何もかもを打ちのめし、傲慢に世界を掴む者だと認識するヒーロークルスにその答えは理解できない。

その考え方では王子には届きそうにないと言うダーク王子。もうすぐここに来る王子を討ち倒し、その言葉をすぐに否定してやるとヒーロークルスはダーク王子を殺そうとする。

だが、ダーク王子はオリジナルならばこの瞬間に間に合うはずだと王子を信じている。

諦めず、抗い続け、か細い希望をつかみ取る。それも仲間と共に。それが英雄の条件なのだから。英雄は一人では無いのだ。

変わらず理解することのできないヒーロークルス。

そこに、王子が仲間たちと共にドーンブリンガーより落下してくる。

ヒーロークルスは、一人であろうと全てを打ち倒す力を持つ者こそが強き者だと言うが、王子はその言葉に異論を示す。

その言葉を証明するため、王子達に戦いを挑むヒーロークルスであったが、敗北に終わる。

しかし、ヒーロークルスαの敗北により、ヒーロークルス達の勝利が確定し、最強の英雄が誕生するなどと宣い、世界から消滅した。

T.O.W.E.Rからの通信が入る。

3つの世界で全てのヒーロークルスの撃退を確認し、各個体はヒーロークルス達が作った世界へと退避した。T.O.W.E.Rにより皆の脳内にその世界の映像が送られる。

王城にゲシュペンス島、更に日の本の城が混在した頓珍漢な新たな次元がヒーロークルス達によって生み出された模様。

ヒーロークルスの目的は、王子や殿達との戦いを通しての、情報の蓄積だったのだ。

そしてその情報は各ヒーロークルスの撃退により達成された。

それぞれの戦闘経験と、英雄との邂逅による運命を束ね、全ての英雄の力を持つ最強の個体になろうとしている。

融合し、最強の個体となった超次元生命体、ヒーロークルスΩは3人の全ての力を統合した存在なのだ。このままでは全ての次元の危機であるが、唯一の希望は英雄たちがこの次元にいることでもある。

T.O.W.E.R.、グリム、千狐の力で未知の次元に対する一時的な門を開き、敵地へと乗り込むのだった。

 

ヒーロークルスの作り出した世界に乗り込んだ王子達。

ドーンブリンガーの計器は、王国の座標なのに他の世界の座標もめちゃくちゃに混ざり、軒並みエラーを吐き出している。

アイギス神殿にそっくりな場所がしっかり実体を持って存在しているが、どう見てもおかしいものがある。日の本のお城が神殿の中にあるのだ。

それを見たニーヴは言葉を失う。

この世界は三世界の融合体でそれぞれの概念が入り混じってるのだとパルセは分析した。自分たちの世界に合わせて調整したドーンブリンガーの計器では、正常な観測は不可能なのも当然である。

これではドーンブリンガーによる突破は不可能だ。

ひとまずは殿や少年たちとの合流を目指すが、襲い来る魔物は兜、モンスター娘、物質界の魔物と渾沌としており、まさしく世界の危機といったところ。

ただ、幸いにも今この世界には世界を救ってきた英雄たちがいるのだから、心配することは無い。

魔力の反応が強まっている中心部、ほかの皆もそこへ向かってるはずだと歩を進めるのだった。

 

中心部に向かっている途中の森では、ここでもまた各世界の植物が入り混じって生息していた。何が在来種で何が外来種なのかも既にわからない。

ここでも、各世界の魔物等が現れ、加えて超次元生命体の眷属まで現れた。

邪魔者たちを蹴散らし、嫌な魔力が感じられる方向へと更に進むのだった。

 

中心部へたどり着くと底には不気味な大地が広がっていた。

ちょうど別方向から、殿や少年たちもその場所へとたどり着いたようだ。

全戦力が揃い、ヒーロークルスに逃げ場はないと投げかけると、追い詰められたのは王子達の方だと言う。

各世界の観測を終えた、ヒーロークルスがまだ観測・学習できていないもの、それは三人の英雄が集い、個々の強さの限界を超越する不可解な現象。

3体のヒーロークルスはそれを学習するため、三人の英雄に戦いを挑む。

英雄たちに敵うことの無かったヒーロークルスだったが、これこそが最後の観測なのだった。

α・β・γの三体は合体し、最強の個を融合した最強にして唯一の英雄へと至る。

融合したそれは、英雄に必要なのは他社より与えられる称号だとし、T.O.W.E.R.から呼称される英雄を表すヒーロークルスという名を受け入れ、自らを最後の英雄、終焉の伝説、ヒーロークルスΩと名乗るのだった。

 

ヒーロークルスΩと対峙する三人の英雄。

王子は、英雄とは自ら名乗るものではなく、数多の戦いと約束の果てに、自身を支えてくれた者たちが願った未来、それこそが英雄の正体なのだと、教えてやる、と啖呵を切り、ヒーロークルスΩとの決戦が始まる。

三人の力を備えたヒーロークルスΩだったが、その力及ばず英雄たちの前に敗北する。

何故勝てないのか、何故数値が異常値を示すのか、それをT.O.W.E.R.の仕業だと考えるヒーロークルスΩだったが、英雄たちは友と手を取り合い背中を預け合って戦うから強いのだ。だから、ヒーロークルスが望むべきは強さではなく、友だったのだ。

そうしてヒーロークルスの魔力は分解、存在が消滅した。

死でも、崩壊でもなく、世界のすべてからヒーロークルスΩの存在が消滅したのだ。

ヒーロークルスが消滅したことで、次元全体の歪みも収まり、三世界の異常接近も収まっていく。

超次元生命体の脅威から世界を救った英雄たちへお礼を言うT.O.W.E.R.。

しかし、共に戦ったT.O.W.E.R.のことは皆、友達であり仲間と思っているのだからお礼など必要ない。

その言葉を受けたT.O.W.E.R.はもう少しだけ一緒にいてもいいかと、ホログラム映像では無く、本体として改めて皆の前に姿を現すのだった。

 

ヒーロークルスの作った世界は三つの世界が混ざり合ったような世界で渾沌としていたが、悪い世界では無かった。ヒーロークルスはいなくなったが、世界としては安定しており、このまま多元宇宙のどこかを漂流し続ける。ヒーロークルス、英雄になりたかった者の墓標として。

 

ヒーロークルスは完全に消滅した。そして、ヒーロークルスこそがこの多元宇宙最後の超次元生命体だった。

英雄たちのおかげで、Terminal Of Worlds End Resistanceに課せられた緊急対応プロトコルは、完全に達成されたのだ。

すなわち、T.O.W.E.R.とはここでお別れになる。

ただ、T.O.W.E.R.は本来の業務に戻るだけであり、これからも危機に備えて世界を、皆のことを見守っている、そして困った時にはすぐに駆け付けると約束した。

T.O.W.E.R.がここまで頑張ってこられたのもまた、背中を預けられる友がいたからなのだった。

 

 

これにて、T.O.W.E.R.が関わる超次元生命体の脅威から世界を守る戦いが全ておしまいのようです。

今後のコラボはどういったお題目になるのか。

ストーリーとは関係あるようで無いですが、スウィーティアめっちゃいいキャラしてますね、大好きです。

 

次回のタワーディフェンス祭りを楽しみに待ちましょう。