試練型緊急ミッション、鬼刃と死霊と夏祭りが開催されました。
ミッションの内容を見ていきましょう。
もう毎年恒例となった夏祭りです。
夏祭りの会場では出店を出している鬼刃衆にロヴィニア達が出禁を言い渡されていました。毎年、射的の景品をかっさらっていくという大人気ないことをしていたようで、王国軍関係者は基本出禁とのことです。それらを連れてきた鬼刃衆のシロガネを責めますが、鬼刃姫から学園の友人と仲良くするよう言われているという言い訳を前に怒るに怒れない様子。
さて、そんなこんなで揉めていると、にゃんにゃかこと学園にファンクラブ紛いのものまで出来ているミネットが射的を遊べないことにショックを受けていました。
そこに夏祭り実行委員も現れましたが、喧嘩では無いことは認めてもらえ、実力行使は回避。
しかし、ミネットを泣かせたとあれば王国の商人組合が黙ってはいないという半ば脅しのような話を聞かされ、王国にふさわしい難易度があるだろうとその場で考えた鬼刃衆自身が的になるというゲームを提案するのでした。
ミネットは乗り気で嬉しそうです。かわいい。
そうして、的にしっかりと当てたミネットは景品の『走る鬼刃衆人形』を手に入れご機嫌。
鬼刃衆はただの商人であるはずのミネットまでもが、恐ろしい精度で射撃をしてくることに驚愕し、王国軍の射手の平均レベルの高さに恐怖し、追い打ちのように集まってきた射手達を前に奥の手を使います。
そう、魔神の破片を飲みました。今回はビフロンスの破片らしいです。
破片を飲んだ鬼刃衆、それに落ち武者などのアンデットも加わり変な歌と踊りを始めます。
それは死霊の王であるビフロンスの力の残滓を使い、常世から呼び出した魂魄を不死者として蘇らせる、世にも恐ろしい儀式である暗黒ビフビフ盆踊りだとシロガネは説明します。
シロガネの知識に感心しますが、今考えたというシロガネ。適当なギャルっすね。
鬼刃衆含むアンデットたちは踊っているだけで、周囲への被害は無い様子ですが、念のため観客を避難させることに。
とにかく問題が起きる前に事態の収束を図ろうとしますが、近くの出店に偶然訪れたカーニアが『ビーフorチキン』という問いに『フィッシュで』と相変わらず抜けたことを言ったら、鬼刃衆達が『ノォー!!ビーフ!!ビーフ!!』と暴れ始めます。
カーニア、ほんと便利枠というかなんというか。
そしてもう、自分は何を書いているのかよくわからなくなってきました。
ただ魚が食べたかっただけなのに騒動に巻き込まれたカーニア。
実行委員のヴィクトリアがお詫びに奢ると言いますが、出店では魚を出していないと言われてしまいました。
カーニア、ほんと不憫でおもしろい鳥です。
さて、気付いたら鬼刃衆は踊りながらどこかへ向かっていったようです。
暗黒ビフビフ盆踊りによる被害を拡大させないために、急ぎ止めに向かうのでした。
向かった先では、鬼刃衆とキョンシーが暗黒ビフビフ盆踊りを踊っていました。
ビフロンスはアンデットの王なので、自然と配下が集まるとかなんとか。
その中心にはフーロンもおり、暗黒ビフビフ盆踊りを踊らされています。魔神の欠片の瘴気に中てられて、その命令がしょぼい分拒絶も難しいようで、殺してくれとまで言うくらい屈辱のようです。
フーロンを助けるため、キョンシー達を止めるためまたまた実力行使です。
無事解放されたフーロンは鬼刃衆に強大な殺意を抱きますが、シロガネから鬼刃衆はどうなってもいいけど鬼刃姫のことは嫌わないで下さい、とどこかのアイドルのようなフォローが入ります。
さて、真面目な話、フーロンでさえ簡単に操られるというのは脅威であり、早急に対処sるう必要があることがわかりました。
お盆の時期は霊が集まっていることもあるし、何より王国軍にも強大なアンデット達が何人もいますからね。
対アンデットの専門家たちも応援に呼び、総力で事に当たることに。
さて、事件が起こる少し前。
焼きそば屋台のソース(人名)ととうもろこし屋台のショーユ(人名)が今日の夏祭りに有名な屋台荒らしが来ているという話をしているのをアンナ達が耳にします。
しかし、去年の屋台荒らし犯のラトゥールはアンナと一緒におり、今年は大人しくしている方と言います。
射的の屋台を見に行くと凶銃ことデステリカが大量の荷物を抱え、今まさに射的に挑もうとしていました。どうやら屋台荒らしとはデステリカのことみたいです。
さて、そんなデステリカが挑発紛いのことをしてくるので、デューオが商品を取り返すために射的勝負を提案し、デステリカもそれに乗っかります。
勝負はデューオの勝ちに終わりました。
勝負を見ていた屋台の店主たちは昨年の屋台荒らしのデューオの登場に震えます。
王国軍、屋台荒らしだらけですね。
怒られているのか、毎年屋台荒らしは減っているみたいですけど。
さて、無事に勝負に勝ったので、デステリカからは景品を返してもらうことができました。くまのぬいぐるみだけ返さないのかと思ったら、それはくじの景品らしく、何度もくじを引いていたとトネールからばらされます。
かっこいい女がかわいいもの好きっていうギャップは王道ですよね。
勝負も終わり、小腹を空かしたデューオが屋台で食べ物を買おうとすると、勝負の前まであった食べ物たちが悉く売り切れに。
そう、本当の屋台荒らしは…レギーナ……なんてことはありませんでした。
さて時は戻り、暗黒ビフビフ盆踊りを止めようとする一行。
アンデットの専門家であるメルアビスを加え、バラバラに散った鬼刃衆を追うため祭りの参加者に話を聞こうと試みます。ちょうど、向かってくる人影、デステリカに声をかけたところ、ぬいぐるみの群れがこっちに向かっていると言われ、対処を任されます。
話を聞いていたメルアビスが、人形たちはレイスに憑かれたと言いました。
対処は簡単、ぬいぐるみ普通に戦い、追い出したところをガツン、それだけ。
これだけのレイスを呼ぶとなると、欠片の影響だけとは言えず、飲み込んだ欠片が鬼刃衆達に馴染んできていると推測します。このまま馴染んでしまうと本人たちのアンデット化が進むと。
そこに鬼刃忍のセツナが現われ、協力を求めてきます。
何やら、鬼刃衆がやらかしたとか鬼が出たとか。
向かった先でも、鬼刃衆達は踊っているだけなので、何が問題なのかと思ったら、闇の墓守リッチ、メトゥスの助手リッチ、エストリエにエデンといった錚々たる面子が一緒に踊っていました。
復讐の獣になったフーロンに加え、2匹目の復讐の獣となったヴィンセントも合流し、
その場には踊る鬼刃衆、それに釣られるアンデッド、出し物と勘違いしヤジを飛ばす観客と復讐の獣たちという混沌とした状況。
セツナが復讐の獣たちを抑えている間に事態の収拾を試みる王子達なのでした。
踊る連中を止めたら、どうやらエデンとエストリエは楽しかったみたいで、おかげでヴィンセントも怒りを鎮めました。
特段の被害も無く、鬼刃衆達に交戦の意志も無いのは、ビフロンスの欠片は身体能力を上げるようなものではなく、そもそもビフロンスはアンデッドの使役に特化しているので、今は仲間を増やすことを優先しているのだろうと予想するメルアビスに、それなら急いだほうがいいと忠告するメトゥス。
鬼刃衆のアンデッド化が相当進んでいるらしく、現状は本人たちのお気楽さが前面に出ているからこの程度で済んでいるが、もしアンデッド化が進んでいけばどうなるかわからないと。
しかし、その件については大丈夫じゃないかとし、大事なのは鬼刃姫に迷惑が掛からないように鬼刃衆による民間への被害を減らすことだと楽観的に言うセツナ。
鬼刃衆の本質は鬼刃姫への忠誠であり、忠誠心がある限り、アンデッド化しても鬼刃衆であることは変わらず、生きてるか死んでるかは特に重要ではないみたいです。
その忠誠心を忘れてしまった場合は、という問いには言葉を濁すシロガネとセツナなのでした。鬼刃衆も大概にヤバい集団ですね。
鬼刃衆達は完全にビフロンスの欠片の力に呑まれてしまっていました。
しかし、『鬼刃姫さまは?』という問いに『世界の宝』と返しており、忠誠心は魂に刻まれたままのようです。
ただアンデッド化が進行しているのは紛れもない事実であり、アンデッド退治の専門家である魔狩人の本領発揮となるのでした。
暴走する鬼刃衆達を止めた一行。鬼刃衆達はからくり鬼刃姫様弐号機の作製。大鬼刃姫様像の造立、風雲鬼刃姫様城の建築のために倒れるわけにはいかないと踏ん張ります。
鬼刃衆はお金の計算が苦手なようで、一回の祭りでどれだけ稼ぐ気だったんだと呆れられます。
負けられないと、力を振り絞る鬼刃衆たちですが、タチバナに連れられ鬼刃姫が到着。
鬼刃衆は正座をさせられ、鬼刃衆の渾身の『めっ!』をくらい事態は解決するのでした。
今回の事件は、東の国の盆の時期ということもあり、集まっていた霊たちも参加者の先祖たちの善良な例がほとんどで、被害らしい被害は特になかったため、鬼刃衆達はお咎め無しという裁量が下されました。
ビフロンスの欠片も鬼刃姫が背中を叩き鬼刃衆に吐き出させてるようで、しっかりと回収して王国の方に提出するとシロガネは言います。
鬼刃衆達は不器用であるものの鬼刃姫のためという気持ちは本物であり、そこを否定することはしたくないと、きちんと先輩を立てるシロガネ。
そんな話の中、フーイェンがとある疑問を口にします。
ビフロンスの欠片が最近入荷した物と言うなら、実はフェネクスの方も持ってるんじゃないかと。
その疑問に対して、早口で持っているわけないと答え、急にお腹が痛いといい早退するとシロガネは足早に去っていこうとします。
それを追うヴィクトリアなのでした。
鬼刃衆、これ絶対フェネクスの欠片持ってんじゃん。