収集型緊急ミッション、王国学園七不思議が開催されました。
ここしばらくはちょっと特殊なタイプの緊急ミッションが混ざったりしてたので、収集型は久々な気がしますね。
さて、ミッションの内容を見ていきましょう。
今回の物語はサクヤが王国学園不思議俱楽部という学園の七不思議を調査する活動を行うところから始まります。ちなみに非公式の倶楽部らしいです。
箱入り娘で青春とか冒険に憧れているサクヤを手伝ってくれとヒバリに頼まれたことでクレアとホムラは今回の活動を行っている模様。
3人で行っていたところにロヴィニアが合流します。
そして最初の七不思議は『喋る王子の像』。
サクヤが話しかけたところ、実際に王子像はカタコトで喋りだし、何故か模擬戦が始まってしまいます。
そして学園の3体の王子像を破壊したところで、アンリが作成した夜間警備用のゴーレムであったことが判明。しかし、昼間は学生に襲い掛からないようにスリープモードになっていたはずということで、何か不穏な空気を感じさせる出だしですね。
二つ目の七不思議は『空き教室から聞こえる悪魔の歌』。
聞いた者を昇天させるという物騒な噂。
空き教室に近づくと実際に歌が聞こえてきたので、サクヤが臆せず入ったところ、そこに居たのはエスネアとエフネのアイドルユニット、エス☆エフとバックバンドでした。
練習をしているところをパパラッチしに来た新聞部と勘違いされましたが、無事に法廷係争になることなく、不思議倶楽部の活動と話を聞いてもらえました。
バックバンドに三味線の付喪神がいたことで、最近は東の国の妖怪やお化けも学園に集まっているという話が出ましたね。公式か非公式は置いておいてですが。
三つ目の七不思議は『正体不明の掃除当番』。
二つ目の七不思議とうってかわって、当番の仕事を忘れても誰かが代わってくれていたという何とも平和な七不思議。
しかし、そこにいたのはバケツの付喪神とクロエでした。
付喪神と楽しく掃除しているところを見られたクロエは、見られた記憶を消すために襲い掛かってきます。
(自称)堕天使系小悪魔的カリスマギャルがお掃除好きでバケツが友達とファンクラブに知られたくなかったようですね。その知られたくない理由がファンクラブや憧れてくれてる後輩女子をガッカリさせないためと、なんだこの優しい娘は。
その話を聞いたサクヤはクロエにギャップ萌えについて説きます。
その結果、クロエは家庭派堕天使系小悪魔的カリスマギャルになったのでした。
ここで閑話休題。
王国へ留学してきた帝国のキュウビとディアナによって学園にぶち込まれた帝国新兵の面々。
(自称)伝説の黄金世代として士官学校を卒業したメーアは不満があるようです。
それをキュウビに問題の屑鉄世代と一蹴され、メーア達によるキュウビ先輩への早めのお礼参りが開始されます。
帝国の守り神的存在であるキュウビに叶うはずもなく先輩の言うことは絶対というメーアの格付けが完了してしまいました。
メーアの世代のエルデ、ゲルトルート、ウルスラのことを『勤労意欲に欠ける者、突撃しかできない生真面目、極度の口下手、もはや騎士ですらない何か』と評しながらも実力は認めるキュウビ。そしてそれを束ねなければならないディアナに同情してお話は〆。うーん、これは問題の屑鉄世代。
話は戻って四つ目の七不思議は『夜の学園で開かれる亡者の宴』。
これを確かめるためにサクヤ達は夜の学園に無断で忍び込みます。
その正体は学園の先生達による学校での宴会でした。隠れていたはずなのに、学園から出てきた先生達に気配で学園に忍び込んだことがばれてしまいます。
そこからは、散り散りに先生達から逃げる不思議倶楽部の面々。先生達も悪さをするような面子では無いことはわかっていたので、本格的なお咎めは無しでしたね。
五つ目の七不思議は『夜の校庭を走る人体模型』。
先生達から逃げたその足で、夜の校庭へとたどり着いた不思議倶楽部。
そこに本当に走る人体模型が現れます。
そのまま人体模型を追いかけてることにしました。
人体模型が逃げ込んだ先は・・・
六つ目の七不思議は『入ったら二度と出られない部屋』。
人体模型はこの部屋と入っていったのでした。
そこに居たのは迷い家の従者。
なんとその教室自体が迷い家になっていました。迷い家様曰く『寂しいから来ちゃった♪』。そんな軽さでいいのか。そして続けて『せっかくだから青春しようぜ。』。そんな軽さでいいのか。
そして冒険が最終局面の不思議倶楽部に対し迷い家が厚意で立ちはだかってくれると。それに感謝しつつ不思議倶楽部は勇敢にかかっていくのでした。
そして無事に迷い家に勝利したところで、先生達に見つかりそろそろ帰れと言われてしまします。どうやら迷い家とは少し前から協力関係を結んでいて、内部の構造を自由に変えられ防音機能もバッチリということで所謂多目的室として使っていたようです。
ただ、迷い家の中は居心地が良いから、生徒が押し寄せたりしないように普段は制限をしているとか。
『入ったら出られない』ではなく『入ったら出たくない』ということだってみたいですね。
冒険は終わりと思ったところでホムラとクレアが七不思議なのに六つしか無いことに気づきます。そこでサクヤから衝撃の一言『最後の七不思議はーずっと私たちの隣にいたのですから』。
なんと物語冒頭から一緒に行動していたロヴィニアは偽物で七つ目の七不思議『悪戯好きの幽霊』そのものだったわけです。
思い返してみるとロヴィニアが現れた時から『ロヴィニア・・・さん?』と言ってるので本当に最初からずっと気付いていたんですね。
今回はネタあり伏線ありで話自体が面白かったので、いつもより丁寧にストーリーをまとめさせてもらいました。
メインストーリーには関りが無い部分ではありますが、こういう閑話休題的なエピソードも楽しいのでもっと色々と見せてもらいたいですね。