試練型緊急ミッション、王国ナナイロ文化祭が開催されました。
舞台は夜の学園の一室から始まります。
部室存続のために文化祭の準備を進める自習部一行。
しかし、ベルーフェは眠そうにしていて、準備が中々進みません。
『起こしたいなら七色に光るローパーでも連れてこい』と冗談でいったつもりが、
本当に現れてしまいました。
不思議なローパー達を撃退し、報告する自習部の面々。他の部の出し物の可能性もあるが、人を襲うから放置もできないという話に。
そこで、現状そのローパーに一番詳しいのは自習部ということで、自習部の部長であるベルーフェに学園の見回りが申し付けられます。
自習部改め、臨時学園警備隊が出動です。
早速七色のローパーを探しに皇帝に出た警備隊。
そこにいたのは出し物として魔物の仮装をしている生徒たちでした。
仮装なら放っておいても問題無しと思いきや、心まで魔物になりきった生徒たちが暴れ始めたため、止む無く制止することに。
生徒たちを制止し、人の心を取り戻させ、ついでに現れたローパーも撃退した一行。
メンバーの一員であるアイシャが七色に光るという特徴が異界の虫に似ていることに気が付き、つまりは七色に光るローパーも異界の魔物なのではという話になりました。
次に向かった先はミニメカバトル部。
部活動という名目でミニメカバトルで遊ぶ部員達。
しかし、運悪くミニメカ達が暴走を始めます。仕方なしに、鎮圧に協力することに。
鎮圧後、虹色のローパーについて尋ねる一行。
見たことは無いというがエフネとエスネアから異界の魔物なら、最近部活で実験しているとも言っていたグリムでは無いかという情報が得られました。
グリムを探すことが第一目標に。
ここで閑話休題、舞台は代わりイケてるコンテスト前哨戦会場。
そこでは、にゃんにゃか親衛隊、ホムラっち愚連隊、リーゼント海賊団、小悪魔ガールズを見守り隊が一触即発。
生徒たちの熱が高まりすぎて、このままでは暴動になりかねないとして、校長(王子)と先生達による鎮圧活動が開始。
先生達も乱闘騒ぎの中でうっかり王子を攻撃してしまう始末でしたが、なんとか生徒たちを鎮めて反省を促すことが出来ました。そこに居た面々にも虹色のローパーのことを共有し、気を付けるように言うのでした。
さて、視点は自習部に戻ります。
グリムを見つけられないまま夜が明け、遂に文化祭当日。
賑わう出店を見て、ちょうどいいので少し休憩して食事を取ることに。
ついでに虹色のローパーの情報を聞いたところ、今まさに出店の方にローパーが向かっている真っ最中。
生徒たちを守るため、ローパーを撃退します。
そして、ミネットからグリムが体育館で『すごくてやばいだしもの』をやると宣伝していたことを聞き、グリムのもとへと急ぐ臨時学園警備隊なのでした。
ついにグリムを捕捉した一行。
超実践的実験部の発表会としてグリムはこれからちょっとヤバいやつを召喚すると言います。そこには色んな機材やら何やらがあり、資金源は実力が確かなグリムのために出資している王子と判明。そして、人手不足の超実践的実験部にやっと顧問がついたと言います。
なんと、顧問の正体はローパー博士でした。王国学園に不法侵入し、勝手に授業をする不審者ですが、グリムの実験には惜しみなく協力しているようで、顧問としての責任を取るつもりもあるようです。
しかし、後で責任を取るから今はやりたい放題とふざけた理論を振りかざし、実験を開始するグリム達でしたが、召喚を行う前にローパー博士の霧噴射装置を壊されてしまいます。ローパー博士も反省し、グリムに王子や教師たちに謝りに行きましょうとグリムを促します。
とは言え、そんなことで実験を止めるグリムではなく召喚を強行しようとするのでした。
召喚されたのは異界スライム、とおまけの異界ローパー。
投了したローパー博士も異界スライムが召喚された途端に、再びグリムに与して抵抗してきます。
王国の文化祭で対峙する、七色のローパーと学生たち、さしずめ大国ナナイロ文化祭が
今始まりました。臨時学園警備隊あらため、自習部は平和な学園祭のために出動します。
ローパー博士をボコボコにし、グリムも捕えた自習部。
ローパー博士はどうやら今は王国と敵対するつもりは無いらしく、本当に責任を取ってしっかりと謝罪するつもりのようです。とはいえ、警戒は怠れません。
グリムを叱りつけるアンナが今後実験を禁止にするよう王子にも同意を求めますが、それを遮るようにベルーフェがグリムを庇います。
自身の知りたいことのために自ら実験をするのは学生として正しいことであり、王子が出資していたのもグリムの才能と自主性を信じ、力を制御できるようにするのが目的だったんだろうと言います。
それに一理あるとし、アンナも実験を禁止することはやめ、お目付け役に言い出しっぺのベルーフェを付けるということで今回の話はおしまい。
グリム、もう敵なんだか味方なんだか。
でも、こういうお話はキャラクターが活き活きしていて楽しいのでもっとやって欲しいですね。