

牧場型緊急ミッション、ぴょんぴょんキャットパニックが開催されました。

鳥人の里も世界樹と同じくサンダーバードと縁深い場所ということで、今年は天界でもエッグパーティを開催することになったが、肝心の卵飾りが何者かに盗まれていた。
盗まれていた卵飾りを見つけると、その周りには猫の魔物がたくさん集まっていた。
リュティエは猫の魔物に大喜びをしているが、盗まれた卵をそのままというわけにもいかず、優しく猫の魔物を追い払い卵を取り返す。
しかし、そこにあった卵飾りは全部ではないため、猫の魔物たちが隠し持ってると推測される。
逃げて行った猫の魔物達を追って卵を取り返そうという矢先、ジタリスが助けを求めてやってきた。
「猫が大変なことになっているんです」
事の発端はジタリスが怪我した子猫を手当てした保護したこと。
日に日に回復した子猫は元気になるにつれ活発になり、久しぶりに外に出たときに見た卵飾りを気に入って住処に持って行ってしまったと。
そして、その子は猫の魔物達とも仲が良かったようで、影響された猫たちが真似をしてしまったらしい。
しかし、猫が大変なことになっているというのはそのことではなく、普通じゃない成長をしていることだという。
説明するより見た方が早いということで、一行を連れて猫の住処へと向かうのだった。
住処へ辿り着いた一行はジタリスが拾ったという猫を見て驚愕する。
それは到底猫とは思えないサイズをしており、外見も猫のそれとは少し違う。どう見てもただの猫ではない。
アナベラは一つの答えに辿り着く。
その猫はかつて英雄王が戦い、退治した猫の怪物、キャスパリーグでは無いかと。おそらく大昔に退治された個体の子孫では無いかと思われる。
当のキャスパリーグは卵飾りでテンションが上がっているようで、少々興奮気味。落ち着かせなければ卵飾りの回収所では無さそうだ。
キャスパリーグは一向に襲い掛かろうと、もといじゃれつこうとしていた。巨体にじゃれつかれては襲われているのと大差が無い。
英雄王が倒したキャスパリーグは、都市ひとつを壊滅させるほどの怪物になったという。可哀そうだが、幼体のうちに退治すべきと進言するアナベラだったが、暴れたのは先祖であってこの子には関係ないと反対するジタリス。
将来の危険性を説くアナベラだったが、ジタリスはキャスパリーグを退治する事に断固反対し、キャスパリーグを守るため、一行と一戦構えるのだった。
戦いを終えた一行。ジタリスの気持ちもわかるとし、可愛いキャスパリーグが将来都市を壊滅させるような怪物になっては可哀そうなどと話していたが、当のキャスパリーグは先ほどの戦闘を遊んでもらっていると思って上機嫌な様子。
無邪気な姿を見せるキャスパリーグに一行も毒気を抜かれていたが、キャスパリーグはジタリスを咥え、着いてこいと謂わんばかりに走っていく。
連れて行かれたジタリスを放置するわけにもいかないので、一行はその後を追いかける。
追いついた一行が見たのは更に大きく成長したキャスパリーグ。
どうやら、ちょうど成長期だったようで成体になってしまったみたいだと、連れて行かれじゃれつかれふらふらのジタリスが説明してくれる。
キャスパリーグは、追いかけてきた一行を遊び相手だと思い大はしゃぎ。
ジタリスは非常に懐かれており、キャスパリーグは一行を遊び相手だと思っているほど、とてつもなく人懐こい様子。それならば、注意して面倒を見る必要はあるが討伐する必要は無さそうだと、一旦落ち着かせるための遊びという名の戦闘が始まった。
遊び疲れたのかキャスパリーグは眠ってしまった。
勢いでキャスパリーグと一緒に戦ってしまっていたジタリスだが、誰も怪我していないしそれは特に問題ではなく、一緒に遊べたキャスパリーグが喜んでいたし寧ろ良しとなった。
卵飾り泥棒の件も落ち着き、飾りを回収する一行であった。
ついにエッグパーティ当日。
件のキャスパリーグはというと、完全にジタリスを母親だと思っているようで、人を襲ったりすることもなく、番犬ならぬ番猫として鳥人の里を守ってくれているようだ。
ただ、騒動の影響かキャスパリーグは模擬戦が大好きになってしまったみたいで、エッグパーティの模擬戦にて再び相まみえる。
猫の魔物や鳥の魔物が入り乱れる模擬戦の終了はキャスパリーグの満足げな鳴き声をもって告げられた。
卵飾りを相当気に入ったのか持って行こうとして、ジタリスに叱られるキャスパリーグ
であったが、祭りが終わったらいくつかあげようというエクスの言葉に嬉しそうにする。
これだけ人懐っこく、王子とも仲良くしているキャスパリーグが人に害を及ぼすとは到底考えられず、先祖とは全くの別物だろうと、今後もジタリスが責任をもって注意して育てていくことでキャスパリーグの問題は一件落着となるのだった。
舞台は変わり、エッグパーティが行われる前のタカマガハラ。
そこではイヨがぴょんぴょんばにー祭りなるものがあると発言していた。山ン本五郎左衛門にえっぐぱーてぃと訂正されるが、そんなこと気にする様子はなく、重要なのは、兎が主役であることだと声高に叫ぶ。
そして玉兎を召喚し、祝祭に際して奉納しようと考えたよう。
そして王国らしく奉納模擬戦を始めようと提案すると、アメノタヂカラが天の岩戸より登場。外が騒がしいから出てきたアメノタヂカラは話を聞いていたようで、折角だから模擬戦に参加すると言ってきた。
そうして奉納模擬戦ならぬ奉納相撲が開幕。
無事にタメノタヂカラを満足させ、奉納模擬戦は大成功。天墜神星も「アマツ、いっしょにほうのうしたー」と楽しげだが、イヨの奉納される側ではというツッコミはいつものむずかしいことわかんないで華麗にスルー。
そうこうしているうちに、エッグパーティの時間が迫ってきており、一行は会場へと急ぐのだった。
それを見ていたツクヨミは、神々を討ち倒したうえで神殺しと驕らず、古き神々相手に奉納相撲まで行ってくれたことに感心し、これからも頼りたくば頼れと、神としてではなく、ひとりの隣人として、多少は力を貸してやろうと考えていた。
これからは人の時代なのだ。
唐突に出てきた、千年戦争時代の大怪物キャスパリーグの子孫でしたが、とても平和的な解決でしたね。
今やゴブリン達やデーモンといった魔物達とも共存をしているのだから、古の怪物の子孫だからといって問答無用で切り捨てる時代では無いのかもしれません。
今後ももしかしたら古の大怪物が味方になってくれる展開が待っているかもですね。